1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 ・・旧暦月( 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 ・・月)
寅 卯 辰 巳 午 未 申 酉 戌 亥 子 丑 ・・月干支
【春】 木 土 【夏】 火 土 【秋】 金 土 【冬】 水 土 ・・五行
なんじゃコリャ?? って感じですネ。
今回はちょぴっとマニアック!?なお話デス~
・・・肝心の丑とウナギについて、すっかり書き忘れていた・・じゅりんです。
『土用の丑の日』の丑は、子丑寅卯辰・・干支の「丑」ですネ。
年毎に干支を割り振るように、「月」や「日」にも干支は割り振られていて、
土用の丑は土用期間中にある「丑の日」ってコト。・・・そのまんまや~んっっ
では、何故その丑の日にウナギを食べるのかっていうと、コレがまた長いお話になってしまうのですが・・・
ウナギを食べる
夏土用。陰陽五行で云えば、土用なので
土の気が強いものの、夏の
火の気の期間にも属しています。
「火が燃えて灰(土)が生まれる(火生土)」という五行の発想で、夏の
火の気の力が、土用の
土の気の力を強めてしまい、本来の気のバランスが崩れてしまうと考えられました。
バランスが崩れるのは自然界も人間の体調や環境も一緒。
なので、
火の力を抑える
水の気の力を生活に取り入れようと考えたようです。(水剋火)
水の気の季節は冬。冬にある土用は丑。
そこで丑の力をお借りして五気の力の均衡を図るべく、「丑」の日に 丑(牛)を祭るようになりました。
要は夏土用期間中にある丑の日に牛を供えたり食べればイイわけなんですが、当時のご時世柄、貴重な農耕資産をそう容易く食べるワケにもゆかず・・牛と同じの「う」がついている食べ物・・更に
水の気の五行色である
黒色をした食べ物を・・ということで「うなぎ」に白羽の矢が立ったようです。
地域によっては、ウナギ以外の「う」の付く物や、牛肉を食べる所もあるようです。
全国的にウナギが広まったのは平賀源内のアイデアが発端だとか。
夏場、売上げの芳しくない鰻屋が何か良い策はないものかと源内に相談したところ、源内は「本日土用丑日」と書いた看板を店先に掲げるようアドバイスしました。
源内が陰陽五行説を元にそう指導したかどうかは不明ですが、人々は看板の宣伝文句に興味をそそられて・・ウナギを食したそうです。恵方巻きやバレンタインチョコと一緒かも・・笑
季節の変わり目は天候気候も不安定で体調を崩しやすいもの・・
精のつく(勢のつく)ものを食べて元気に乗り切りましょうってコトに意味合いを持たせただけなのかもネ。